■大切な友人であり、一緒に仕事をしたこともあるK子。彼女はある企業の「顔」としての務めを持ち、どう見ても社交的。気取ったところが全く無く、人が集まる場所に誘えば、気軽につきあってくれそうな感じ。ところが全然違う。面白いセミナーがあるから行こう、能を観に行こう、講談を聴きに行こう、パーティ行こう、イベント行こう…。何に誘っても「忙しい」「気が乗れへん」と断られる。ホント、10回誘ったら(次の分まで合わせて)11回断られる。でも、「ちょっと顔見たい」「話があるねん」と言ったら、つきあいがいい。逆にK子から、そう言ってくることもある。なので、顔を合わせるときはほとんど「個人面談」。
■そうは言っても、会うのは年に数回。あとは音信不通。時々思い出したようにメールをやりとりする。お互い、お疲れモード・凹みモードのときに相手を思い出す傾向にある。そしてワタシは、彼女のメールにヤラれてしまう。「じゃあね、大事なみゆきちゃん」とか、「大事な大事なみゆきやねんから」とか、「大切な幸さんに、いつものびのび元気で幸せであって欲しいからね」とか、恥ずかしげもなく書いてくる。第三者が読んだら笑ってしまうかもしれないけど、当事者のワタシは、不覚にもホロッときてしまうのだ。
■「公私の顔を程よく知ってくれてるあなたは、とても大事な人であります。今さらながら思い知った次第です。ありがとう」なんてこともシレッと書いてくる。「大切な友達であり、するどい感覚を持ったクリエイターであるアナタの言葉は、ワタシにとってどんなセラピストの言葉もかなわない金言であります!」と書かれた時は、嬉しい反面、さすがに大げさな気がした。ところが、数行あけて「…誉めすぎた」と書いてある。それはそれで、また嬉しい。
■普段からたくさんの部下の面倒を見ているだけあって、相手の肩の力を抜かせたり、元気にしたりするのがうまい。計算もせず自然にできるところがまたすごい。プロやな。いや、天才。心が天才!